妄想を具現するための100の質問
─主要人物編・管理人回答(3)─


028 上級天使の名前
『ルカ』。ゲーム中のあのへんがかれのことだとするなら。
上級さん、日本人説もあるが、ルカだのロカだのって日本人の名前にあってもオッケーな気が。露伴とか盧花的な。 <ペンネームやんけ!  でもね……上級がルカだと(以下略)……どうなんですか。
音の聴こえが好きだし、似合いそうと妄想。ステキング。
もっと日本的な名前をつけるとしたら『忍』でひとつ(笑)
029 上級天使の身体的特徴
アルビノで、白に近い金髪、紅い双眸。虹彩、瞳孔の色素が薄いため弱視。 <姉もアルビノだが、かれに比べて軽度な感じ。 大熱波で白くなったという説もアリだが、わたしは先天性説で。
自室での職務中はときどき眼鏡 (* ̄▽ ̄*)
生活感の無い雰囲気。この人いつ寝てるの? いつ食べてるの? という。 ほか、刺激物は体が受け付けない感じ。匂い、調味料、薬などなど。激辛料理を食べると (自主規制・笑)とか、チョコやピーナツ食べ過ぎるとハナヂ出るアレ的な。 ほとんど精進料理みたいのしか口に入れられなそう。
030 上級天使の性格的傾向
社会的外交/思考的内向/理性/現実/緊張型。
クールで素っ気なく、滅多なことには動じず、手の内を見せずで、近寄り難い雰囲気を周囲に与えるが、 内面は繊細な激情家であり、理性でそれを押さえ込んでいる。
常に気を抜けず、心を許せずに無理をしており、張り詰めた糸のような状態がデフォルト (本人にはその自覚があまり無い。あっても目を逸らしている)。 そんなわけで、たまに切れる(笑)
稀に、ごくごく少数の者に気を許すこともあるが、そうと気づかれないことも。兄さんと似た部分を持っていると妄想。 それ故に反発し合い、理解し合える的な。
031 上級天使の好きな色やイメージカラー
◇イメージカラー:白
かれは聡明で純粋過ぎる故にああなったのだと妄想。 (登場人物雑感参照) 白は、染まり易く本の姿に戻れない。そんな感じ。アルビノや大きな偽翼からも連想するしね。
◇好きな色:白、アイスブルー、黒
アイスブルーは、姉の双眸の色……なんちて (* ̄▽ ̄*)  白はまぁ、純粋に好き。黒はいろいろ皮肉の意味も込め。
032 上級天使の得手・不得手
◇ヒ○ラーなみの演説力。
回転のよい頭脳を武器に、相手を論破したり懐柔したり丸め込んだりとか。 口数には非常にムラがあるが、声や話しかたの抑揚などに人を引き付けるものを持っていると妄想。 1/fの揺らぎじゃないけどそんなような。1/fは主人公くんや天導さんのほうがイメージかな。
不得手は、己の信ずる論理や法則に反すること。それを認めること。リラックスすること(笑)  自分のテリトリーに立ち入られること。他人に媚びを売ること。 (自分の目的のためには時に媚びることも厭わないが、ハラワタは死ぬほど煮えくり返ってるとか・笑)
033 上級天使の嗜好・癖など
嗜好品は、上記(029)の理由からハーブティー。 初出はSSのあとがき。 (マテ茶もいいらしいぞ!!・笑) 誰にも邪魔されぬ自分の時間を愛す。 癖は……ふっ。鼻で笑うことかな(笑) あとは、目が悪いので目に関係する動作。 眉根を寄せる、物や人を見据える、視線をふいと外す、など。
034 上級天使の少年時代
頭の良過ぎる、大人びた子供。子供を見せ物にして自慢の種するだけで、 それ以上の愛情を感じさせない親に不信と葛藤を抱き、自分の殻に閉じ籠り、姉以外には心を閉ざしていた。 12〜13歳ぐらいでマルクト入り。
035 上級天使の上級天使時代
入団後はモリモリ勉強しモリモリやさぐれ(…)、めきめきと頭角を表わす。 創造ちゃんとのシンクロ値やカリスマ性なども手伝い、上級天使の座に就く。22〜23歳ぐらい。 (上級さんのゲーム時点での年齢は27〜28と妄想している)
地位は得たが、出世が目的ではないので胸の裡はカラッポカラッポ。 中級天使になったぐらいには既に世界浄化論で固まっていて、それをどうにかして叶えるために生きている。
036 上級天使の大熱波後
ゲームのとおり、刺さっており。結果オーライというか一気にカタをという感じでそれはもうヤケ気味にムキになって世界再構築を目指し、機を伺っている。
大熱波以前と変わらず魂は空虚だが、刺さって以降、暗躍はしつつも狂ったようにという感じは薄れ、次第に自分の内面を深く見つめるようになってゆく。 <考える時間いっぱいあるしネ…… ( ̄▽ ̄) 苛立ちと後悔にメンタリティが分裂してゆく感じ。
037 上級天使の世界観・人生観
自分(と姉)が受けてきた苦しみと世界の "病み" がオーバーラップしている。 全は世界、一はオレ!(違) 基本的に自分しか見えてないのは主人公くんと一緒。 あまりに思い詰めるばかりに、いつしか手段が目的になってしまっているという感じも。
038 上級天使の周囲との人間関係
自分をあまり表に出さず、周囲とは距離を置きつつ抜かりなくつつがなく振舞っているか、 野望達成のために常に策を巡らせており、そのため裏の人間関係はドロドロ。このどちらかだと妄想。
039 上級天使の恋愛観・セクシャリティなど
無関心、ボクネンジン。自分しか見えていない人には、健康的な恋愛エピソードを求めるのは無理かも?  と妄想するわけで。主人公くんとおなじで母性の欠如した子供時代を送っていたと思われるので、 異性というのではなく母性的なものは、本人そうは考えていなくても潜在的には欲しがっているのかもしれない。
なにしろ管理人妄想ではリラックスできない人なので(笑)、 安らぎというか癒しをもたらしてくれるような人がいいかもですな。
040 上級天使のメンタリティ、トラウマなど
親への期待、絶望、不信。さらには最愛の姉の歪み、自分の親による死がトラウマとなり、深く影を落としている。 親への不信が人間関係にも影響しており、不信気味であり、他人を頼ろうとしない。 美しく、寂しく、静かで、傷の多い、月のような人。
041 マルクト入信のきっかけ、動機など
歪みの進んだ姉が父親の手で殺されて以後、家に出入りのあった親の知人のマルクト信者宅に駆け込む。 この信者は中の上くらいの地位のある輩で、以後「オレに触るな」的ベルセルクないしはひと昔前の 売れない女優のアレ且つやや腐女子的展開ののち、マルクト入りを果たす。
管理人の妄想なので本気にしないように(笑)
042 上級天使の家庭、生活環境について
両親、4〜5歳ぐらい年上の姉。ブルジョア階層の人たちな気がするのですがどうでしょう。屋敷を構えてそげな。 使用人とかたくさん居そう…… 041のマルクト信者は、表向きには仲良くイイ人なのだけど歪んだ妬みを密かに抱えてたりしてー(広がる妄想)
何不自由無く暮らしているが、メンタリティは歪んでしまっている感じ。 親は、周囲より優位に立ちたく、地位や名誉などにこだわる質で外聞を気にし過ぎる人々と妄想。 人目を引く自分らの子供を特殊アイテム的に利用する。心の繋がりが一方通行な家族(生活環境)な感じがする。
043 上級天使の姉について
上級よりも体が弱く臥せりがちで、近年バロックに罹り、美しい姿を徐々に損ねていたが、ある日酷い歪みを得、 人様に見せられぬと恐慌状態に陥った親に殺されてしまう。
優しく、ふんわりとしたイメージ。子供の体調を気にもかけずに平気で連れ回すような横暴な親に対し無抵抗 (可哀相と思って)。達観しているというか、自分の生を諦めている。
弟を誰よりも気に掛けており、上級にとっては母親代わり的な部分もある。心の拠りどころ。 「わたしのようにはならないで」とかいう台詞があると悦 (* ̄▽ ̄*)  名前は『マリオン』と妄想。
044 上級天使にとってのマルクト教団
自分を長らえさせるため、自分の願いを叶えるための手段。
045 上級天使にとってのコリエル
効率良く仕事をするための手駒。
046 上級天使にとっての主人公兄弟
マルクト入団時から面識があり、兄弟の手術前の姿を知っている。 最愛の肉親を失うという痛みを上級は身に染みて知っているはずなので、かれらに対しては、 同情というよりはむしろ苛立ちと憎悪を感じていたのではないだろうか。 自分を見るようで嫌でたまらないという感じで。<同族嫌悪(笑)
047 上級天使にとっての天導天使
有能な部下であり、秘書であり、自分の野望達成に必要な者と思っている。 異性を感じさせず、鬱陶しく気疲れすることも無く、マルクトで一番気を許せる人物だった。 造反されて初めて、自分がいかに彼女を快く思っていたのか気づく。
048 上級天使にとっての創造維持神
憎しみの対象、叶わない想いの体現であり、自分の生を諦めていた姉そのものであり、姉の歪みである。 (世界の歪みを正そうとせず黙認しているところが)
049 外界の者など、その他人物との関連など
上級が某だとすると某が姉ということになるが、死んだ姉が生きていることになるのでさりげに矛盾する。 生きていることに上級が気づかないのもおかしい。だもんで、某は実は姉じゃなく上級母であると妄想してみる。 で、マリ−云々というのは愛称で呼んでいるからだとこじつけてみる。 <マリオンの愛称は "マリ−"。
050 上級天使は歪んでいるか、またそのバロックとは?
そればっかりしか考えられなくなるという点で、やっぱりかれも心的に歪んでるのでしょう。 あとは、"得たものは重く無意味な翼のみ" (SSより)ということで、偽翼が肩に融合している。
バロックはそのままズバリ、『歪み』。
051 譲れない上級天使妄想
薬湯に入ってそう、湯上がりには白いバスローブ着てそうとか……って、このへんは別に譲れるか(笑)
鳥のように眠りが浅いとか、それこそ041のくだりですかね。 マルクト信者の、自分の家族への醜い歪みの発露に余計人間不信気味になってたりして……  この者はその後、上級の策略で無きもの(幹部除名、教団追放、抹殺とか)になってると思われ。
基本としては、プラトニックな上級天導妄想 (* ̄▽ ̄*)
052 ○○りながら思いを巡らせることとは?
回答でネタバレしまくりなので、質問を伏せ字にする意味が無かったですな(…)
ここはやはり、姉や自分の生い立ちについて、コリエルの造反について、天導さんについてが中心かな、と。
このへんはSS『影縫いの針』でさらっと触れてます。
053 上級天使を小説風に表現すると……
 双翼が輝いている。
 教団随一の偽翼は、まるで体の一部のように肩の先から伸びている。白く端正な容姿に映える精巧な翼が、本物であると信じる団員も少なくなかった。
 天窓から射す光を戴きながら、上級天使は話を続ける。よく通る声は耳に心地よく、楽の旋律を思わせた。

「──聞いているのか? 天導」
 上級は唐突に振り向いた。
「意見があるなら言うがいい」
「い、いえ、申し訳ありません」
「おまえは我らが神の研究に夢中なようだな」
 見つめ返す血色の瞳が剣呑にひらめき、笑う。
 天導は息を飲んだ。
「構わぬ。感心なことだ」

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シチュエーションはご自由に妄想くださいという感じなんですが、イメージ的には祭壇のところか上級の執務室で、 ふたりして立ち話。捉えかたによっちゃ、上級が黒いな(笑)
054 上級天使を詩で表現すると……
重い翼を身につけて
重い使命を身に課して
天使はその目で何を見る
何をその手に掴み取る

崇め 祭り上げられこそすれど
かの手を取りし者はいまい
かを抱き締める者はいまい
白い心で生きにくかろう
白い天使は染まれず孤独だ

羽ばたくでもない翼を負って
己を縛る誓いを立てて
天使はひとり何想う
何を指の先に差す

魂のレゾナンス
天使たちの奏でる楽は
求めるからこそ美しい

重い翼を背に持って
いばらの冠戴いて
天使は馴れ合うわけでなく
誰かに縋るわけでなく

孤高な天使に歌を歌おう
天に手を差し伸べて
白い天使に歌を歌おう
祈りよ白い胸に届けと

手を組みながら言祝ぎを
わたしはあなたを憐れむ歌を

天使を憐れむ歌を歌う

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歪的詩歌44作目『天使を憐れむ歌』より引用

055 上級天使のイデアをひとことで表現すると……
渇望。

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