妄想を具現するための100の質問
─主要人物編・管理人回答(1)─


001 主人公兄弟の名前
西洋人のイメージが無いんですよね……せいぜい混血(1/4とか)かな、という。 だもんで、名前もあまり横文字前としているもののイメージが無いのです。 そのうえ、バロ▲シンのフミは主人公くん、という妄想があるので下記のとおり。 やり込んでいないので、今後変わるかもですが ( ̄▽ ̄)
◇弟くん/宮坂 文(フミ)
バロ▲シン妄想を抜きにしても似合いそうな。まるい響きでちょっと可愛い感じ、奥深そうな印象がよさげ。
◇兄さん/宮坂 連(レン)
いま錬成した(笑) 尖った感じの端切れがいい名前のイメージ。フミに合わせて2文字の文章関係にしてみた。
002 主人公兄弟の身体的特徴
腰部分で体が結合したシャム双生児として生まれる。ふたり分の体に対し兄側の体に心臓を持たないという負荷のため、 ふたりが同時に目を覚ましていることは無く、交互に眠っていた。
(以上、ゲームをふまえた設定)
◇外見的特徴
以下自作のSSを引用。
ぼくらは、なにからなにまで、おんなじものを持っていた。雪の日の空みたいな色をした目。夜の天井みたいな色の髪。 顔なんかもそっくりで、べつべつのところにいたら、どっちがどっちかわからないね、って、みんなが言ってた。
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要するに、灰色の瞳、鈍色の髪。ここで言う天井は病院の天井で、漆黒ではないのです。 面立ちに関しては、描いているイラストが回答になるかと。
造作はおなじでも、表情や動作には人格が出るから、見る人が見れば違いがわかるかなという感じ。
雰囲気としては、アール・ヌーボーとアール・デコぐらいの差はあるんじゃないかと(笑)

◇兄さんは、極度の末端冷え性。
血がかなーり循環しづらいと思うのですが。弟くんも冷え性かと。子供時代のかれらは、ふたりとも血色が悪そう。
◇骨格が細い。
成長期が先述の状態であったので、何らかの悪影響が出ているはずだ。成長が遅い、とかね。
術後の主人公くんは、身長は人並だが(小さいイメージはあまり無い)、二次成長期に背だけ伸びて、痩せているのでヒョロ長い、とか……
◇感覚や思考が連鎖、伝達する。
一部分とはいえ体がつながっており、ましてや心臓を共有しているので、伝わるものがあると考える。
シャム双生児でなくとも、双子に関しては虫の知らせなど、見えないつながりを感じさせるエピソードを聞くことがしばしばある。 実際につながっている主人公兄弟は、かなりテレパシー&シンパシーなのではないか。
003 主人公兄弟の性格的傾向
◇弟くん:社会的内向/思考的内向/感情/直観型。
人見知りをし、人の集まるような所が苦手。内省的・内向的で、自分を持て余す不器用なタイプ。
良くも悪くも、感性が繊細で鋭い。それ故か、感情に流され易いところがあるが、 生真面目で頑なな部分もある。 (…って、わたしですか・笑)
◇兄さん:社会的外向/思考的内向/理性/現実型。
言うことは言うし、誰とも打ち解けられる一方、自分を完全には明かさない。 ものごとを少し引いた視線で見つめ、何事にも理性と現実に基づいた視点であたる。
冷静沈着なシッカリ者タイプ。
親しみ易いが、鋭角的な印象。二面性がある感じ。
004 主人公兄弟がお互いをどう思っているか
◇弟くん:自分の半身以上のすべて。
あるいは、兄さんという『自分』。
◇兄さん:愛すべき現実。
あるいは、弟という『矛盾』。
005 主人公兄弟の好きな色やイメージカラー
◇弟くんのイメージ:ワームグレー。(暖色系)
ほかには "くたびれた包帯の色" なんてのも思いついた。(なんだそりゃ・笑) 心身ともに常に満身創痍なイメージがあるからだと思う。白なんだけど、やや色の入った白のイメージ。
好きな色は、『雲の色』。いろんな色になるから。
◇兄さんのイメージ:ブルーグレー。(寒色系)
明るいようで暗い、暗いようで明るい。スッと凛々しく、寂しげでもある色だから。
好きな色は『青』。青空の色、勿忘草の青とか。英名が Forget me not……って、おお。フラグが ( ̄▽ ̄)
鷹見さん宅 の天導と被ってるや。すみません(汗)
006 主人公兄弟の得手・不得手
◇弟くん:芸術家肌。(右脳系)
1点集中型。没頭するタイプ。公式や細かい理論に基づいて結果を出すようなものは苦手な感じ。 (だってポケっとしてそうなんだもん)、そこに行きつくまでに時間がかかるイメージ。
◇兄さん:計算・理論が得意。(左脳系)
飽きっぽいところがあり、はっきりと白黒のつかないようなものは好かないイメージがある。 気が短そうなので、頭はいいけど教師には向かないタイプっぽい(笑)
007 主人公兄弟の嗜好・癖など
◇弟くん:音楽・空想・甘いもの好き。ひとり言。左利き。
理路整然としたものより、感性に訴えるものを好む。
兄に依存する部分が大きく、寂しがりなので、ひとり言をよく言う。
兄の仕入れた知識を自分の知識として(ぼんやりとだが)理解できるので、それについていろいろ想像したりするのが好き。 (このへんが空想好きに拍車をかけている)
◇兄さん:読書好き。弟のこと以外には特にこだわり無し。
ただし、甘いものはあまり好まない。弟の食べたぶんは自分も食べたような気になるので、飽きるからだ。
読書は、ジャンルにこだわらず読みあさる系。なので知識が豊富。データ収拾や文章を楽しむ派で、絵的なものやストーリイ性などには頓着しない。
008 主人公兄弟の少年時代
誕生直後から病院で育……ったのだろうなぁ、やっぱり。
お互いを補い支え合い、ひとつのもののように寄り添って育つ。
◇弟くん:アダルトチャイルド。おとなしい。
幼いころから大人に囲まれて育ち、聞き分けのいい子供でいることで相手に自分を受け入れてもらおうとする部分あり。 人見知りをし、自分の意見をハッキリ言えない。
◇兄さん:アダルトチャイルド。癇癪持ち。
弟が相手の顔色を感覚的に嗅ぎ取るのに対し、兄さんは計算のうえで相手の顔色を見る子供。 ハッキリキッパリものを言う。
弟を守ってやらねばと常に思っている。そこには、兄であるという事実のほかに、 心臓を持たず弟の重荷になっているということに対する負い目も少なからず存在する。
009 主人公兄弟のコリエル時代
マルクト教団内の病院施設に保護されて2〜3年後ぐらいで仮メンバーとして招聘される。 まだ子供であること、入院中であることから、正式な拝命は分離手術後しばらくするまでしていなかったのではと想像。
年齢としては、11〜12で招聘、12〜13で手術。リハビリなどのケアが必要だったろうから、14〜15歳で正式メンバー。
◇弟くん:
体が弱くなるにつれ、死を恐れ(兄と離ればなれになることを恐れ)、 ますます兄との繋がりを強く求めていた。
分離手術は深いトラウマとなり、兄の死後はますます内向傾向を強め、精神の均衡を崩す。
無気力、無関心。罪悪感。軽いバロック。
◇兄さん:
『自分は何なのだろう』感をより強め、心の闇を深めてゆく。弟に対し、愛憎半ばの念を持っていた。
分離手術で死亡。
010 主人公兄弟の大熱波後
ダァバールの失敗でコリエルメンバーは幽閉棺に捕われるが、この流れのなかで、 ダァバール後弟くんに浄化能力が備わったことを上級側(上級を含む、上級信者・笑)がどのように知ったのかが謎である。
弟くんが幽閉棺の刑を免れたのは周知の事実だが、かれはダァバールを体験した貴重な検体としてデータを取るために生かされたと考えられる。 その間はたぶん監禁……ドキドキ。<?
浄化能力は調査課程で発見されたと考えると、このへんで上級がかれを利用することを思いついたのではなかろうか。
◇弟くん:喪失感を深め、精神的不安定になる。
心神耗弱状態のまま上級の指示で囚われ、唯一ダァバールを体験した者として調査対象となる。 そこで浄化能力を見い出され、上級の陰謀で記憶を操作されて、ゲームのスタート状態へ。
◇兄さん:故人。あるいは……
ゲーム中の幻影は、弟くんの妄想(幻覚、幻聴)であるという考えかたも、兄さんの霊であるという考えかたも、わたしはどちらも好きだ。
マルクトほどの科学力(?)があるのに心臓移植や人工心臓をつけるなどの処置をしていないことも疑問に思うので、実は生きていたというのもアリかな。
幻影は生霊or立体映像で、本体は別の姿になってマルクト内で生きている。 例えばマキャフリイのSF『歌う船』 シリーズみたく、コンピュータに繋がれて、"知能"として脳だけが生きているとかね…… 見る影も無い姿で生かされていることに気づいた兄さんが、 「あいつには言わないでくれ。このまま死んだことにしておいてくれ」、とか。
011 主人公兄弟の世界観・人生観
兄さんも弟くんも、あまりのびのびと前向きな考えかた(見方)をしていない感じがする。
◇弟くん:ニヒリスト。
失うことをどこかで恐れていながらも、このままでいられればいいと思っていた。 世間のことなどは考えたこともない。兄さんといられればそれでいい的な。
分離手術後は更に無関心。どうでもいい的。
◇兄さん:リアリスト。
所詮はこんなものだろうと冷笑的。弟が居てこその自分。自分は長く生きないだろうとわかっており、それ故、 刹那主義でもある。今がよければそれでいい的。
012 主人公兄弟の周囲との人間関係
周囲の一般ピープルは、かれらを遠巻きに見る感じ。マルクトに来てからもパンピーの態度は変わらないが、 教団員からは手厚く接せられることが多かった。コリエルに名を列ねることが決まって以降は、良く思わない輩もいたっぽい。
兄弟としては、うるさい、鬱陶しいなどと思うことが結構あったのではなかろうか。基本的には、従順な子供でいたと思われ。

術後の弟くんは、誰ともそこそこに付合う程度で、友人も作らず心も開かず、というイメージ。 (無気力無関心だから)


013 主人公兄弟の恋愛観・セクシャリティなど
恋愛エピソードはあまり想像できないなぁ。まぁ、憧れの看護婦さんぐらいは居たかもですねぇ(笑)

母親から受けた愛情が見えて来ないように思うので、このへんの、無償の愛と言うか、 包み込んでくれるような安堵感のある愛情には、本人たちに自覚は無くても飢えていたのではないだろうか。 創造ちゃんとのロマンスは、こういうことだろうと思うのですが。肉体的な欲望とかですね(笑)、 そういうのは、主人公くんは創造ちゃんに対して持ってない気がする。 癒してほしい、包んでほしいという、どちらかというと受け的なこう……(笑)

ステータス欲情時に見えるパツキンあはーんなお姉さんは、神経塔内で出会った初めての女性ということで イライザに対して疑似恋愛っぽい状態に陥っていた故の像であるという妄想があるのですが (登場人物雑感参照)、 突っ込んで考えると面白いです (* ̄▽ ̄*)

014 主人公兄弟のメンタリティ、トラウマなど
我ながら、003の性格的傾向とやや被った質問ですな(汗)
◇弟くん:兄との別離。喪失感。罪悪感。
術後の弟くんは精神的にかなり危うい状態でいると思う。兄を犠牲にして自分が生きているという状態故、 自殺願望は無いと考えるが、 生きていること自体がもう拷問みたいな感じではなかろうかと。まぁ、でもその実、ボケボケくんだったりするわけですが……(笑)
◇兄さん:レ−ゾンデートル。救い。愛憎。
心臓を持っていない自分はそれでも人間なのだろうか、という苦悩。自分が生きていることで弟の命を危険にさらしている事実。
弟にはしあわせに生きていってほしいと思いつつも、どうしようもない哀しみや迷い、妬みなどを抱えている。
015 マルクト入信のきっかけ、動機など
特に理由はなかったイメージ。外界の病院での入院生活中、兄弟の存在を聞き付けて訪れたコリエル1号の勧めにより (SSの成り行き上そういうことに・笑)、 マルクト内の病院に転院。その後、創造ちゃんとのシンクロ率の高さがわかり、コリエルに招聘される。
016 主人公兄弟の家庭、生活環境について
ごくごく普通の家庭。家族構成は両親とかれら双子。子供の誕生後、母親は精神を病み育児放棄、 父親は入院費を細々と送ってくるだけで病院に来ようとしない。そんな感じで、兄弟は両親の愛情どころか、 顔も思い出せない。マルクトは保護の名目で、無償で兄弟を迎えた。
兄弟は病院の外の世界を、メディアやひとの話でしか知らない。

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